不発弾処理の失敗例や殉職者はいるの?【自衛隊】

大戦中の不発弾が見つかり、自衛隊が処理するという話はたまに聞く話です。

しかし、処理に失敗して、自衛隊員が殉職したという話は、聞いたためしがありません。

不発弾処理に失敗したらどうなるのでしょう。失敗して死亡した隊員の方はいるのでしょうか。

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自衛隊の不発弾処理の失敗例はあるの?

自衛隊の不発弾処理隊が失敗したというケースは見当たりませんでした。どうやらそういうケースはないようです。

不発弾処理にあたっているのは、第15旅団第101不発弾処理隊、東部方面広報支援隊第102不発弾処理隊、中部方面後方支援隊第103不発弾処理隊、西部方面広報支援隊第104不発弾処理隊という4つの隊のようです。

活動実績について、統合幕僚監部から毎年、「自衛隊の災害派遣及び不発弾処理実績について」という資料が出ているようです。

最近のものがいくつかあり、処理件数は以下のようになっていました。

平成26年 全国 1,379件
平成27年 全国 1,392件
平成28年 全国 1,379件
平成29年 全国 1,611件
平成30年 全国 1,480件

しかし、処理に失敗して死者が出たという記述は見当たりませんでした。

「平成30年度自衛隊の災害派遣及び不発弾処理実績について」では以下のようになっています。

出典:https://www.mod.go.jp/js/Press/press2019/press_pdf/p20190516_01.pdf

第101不発弾処理隊については、下記のような記述を発見しました。これは2015年時点のものです。

 隊長の錦織康二2等陸佐は、「これまで創隊以来40年間、無事故で不発弾の処理を続けてきたことを誇りに思うとともに、未だに残る不発弾を思うと任務の重さに身が引き締まります。これからも第101不発弾処理隊は、沖縄県のために安全確実な不発弾処理に邁進してまいります。」と今後の抱負を述べました。

出典:https://www.mod.go.jp/gsdf/news/dro/2015/20150305.html

不発弾が工事中に爆発するケースや、子供が爆発させてしまうケースはあったようですが、自衛隊の不発弾処理隊が失敗したというケースは、見当たらなかったです。

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死亡した隊員はいる?

不発弾処理隊で、失敗して死亡・殉職した隊員は見つけられませんでした。

失敗したらどうなる?

何とも言えないのですが、下記のような写真がありました。

これは爆発させて処理するケースのようです。

出典:https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/news20130717bom.html

こちらも爆破させて処理するケースのようです。

出典:https://www.mod.go.jp/gsdf/wae/15b/15b/page-101eod.html

上記の爆発の様子や、爆発後の様子から察するに、死亡は免れないような気がします。

対爆スーツは着用しない?

消防庁には、下記のような対爆スーツというのがあるようです。

消防庁の爆発物処理班の人とは異なり、自衛隊員の人が下記の写真のように、対爆スーツなどを着用されていないのは、失敗して爆発したら助かる見込みがないからではないでしょうか。

出典:https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/ea/gallery/2511b.html

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死亡した場合の年金・恩給などは?

賞じゅつ金に関する訓令というのがあるようです。2条4項4号に不発弾処理について記載があり、対象にはなっているようで。

出典:http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/a_fd/1963/ax19630408_00015_000.pdf

この3つのうちのどれに該当するのかよくわかりませんでしたが、なんとなく金額が低いような気がしました。

みなさんはこの金額をみてどう思われるでしょう。自分はもう少し高くしてもいいのでは、という気がします。

まとめ

今回は、自衛隊の不発弾処理の失敗についてとり上げました。不発弾処理隊が失敗したというケースは見つけられませんでした。

不発弾は、幕末~大戦中のものがあるようです。漸減傾向ではあるようですが、まだ時間がかかるようです。

事故が起きないことを願う限りです。また、自衛隊の方々には深く感謝したいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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