羽田沖墜落事故のパイロットの病気や病名は?【松沢病院】

1982年2月9日に、羽田沖に福岡空港発羽田空港着の飛行機が墜落するという事故があったそうです。

死者24人、負傷者149人の大事故だったようです。

事故を起こしたパイロット、片桐清二機長(事故当時35歳)は病気だったそうですが、どんな病気で、どこに入院したのでしょうか。

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片桐機長はどんな病気?

出典:https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030178_00000

片桐機長は、会社の従業員の健康管理を担っている部門から、精神分裂病、事故後の精神鑑定では妄想性精神分裂病、などと診断されていたようです。今日では、統合失調症と呼ばれています。

症状は、幻聴、幻覚、異常行動だそうです。

片桐機長は事故直前、

350便が200フィート以下に降下した後、突然「イネ、イネ、……」という言葉が機長の頭全体に響き渡った。機長はとっさに「死ね、死ね、……」との命令と理解し、手動操作に切り替え操縦桿を押し込み、エンジンを逆噴射させた[9]

出典:wikipedia

などとあるように、幻聴や異常行動があったようです。

日本航空には健康管理部というのがあったようです。下記の写真を見ると異常なし、とありますので、回復したとみなされてしまったのでしょうか。

出典:https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030178_00000

出典:https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030178_00000

もう37年も前の話なので、今更ですが、経営陣の組織管理や組織設計がまずかったと思いました。

片桐機長がこのような事故を起こさなかったとしても、別の人が起こしていた可能性は十分あります。

大企業では、中小企業と異なり、従業員が何万人もいるのが普通です。数が多いですから、その中に、病気にかかっている人が一人や二人紛れ込んでいたとしても何も不思議なことではありません。

だからこそ、経営者が先回りして手を打っておかなくてはなりません。それが組織管理というものです。

本当は病気にかかっている人が、健康管理というフィルターをすり抜けることがないようにすべきでしたが、当時の経営者はそれができていなかったということです。

今、当時の経営者を責めても仕方がないのですが、片桐機長個人の責任というよりは、彼を飛ばせてしまった経営者の責任という感じがしました。

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松沢病院とは?

片桐機長は事件後、松沢病院という病院に入院されています。

この病院は、精神科の専門病院で今もやっているようです。

かつて、脳をアイスピックで突き刺して左右に動かして、脳を破壊するという、ロボトミー手術がありましたが、日本でも行われていました。

1950年に、この病院で、ロボトミー手術に乗じて、人体実験事件が発生しています。

そういう病院のようです。先進的だったのかもしれませんが、危ない病院のようです。

機長はここに入院し、現在は年金をもらっているようです。

まとめ

今回は、羽田沖墜落事故の機長、片桐清二氏の病気や病院についてとり上げました。幻覚や幻聴が生じる統合失調症で、松沢病院というのは精神科の専門病院でした。

片桐機長個人を責めても再発防止には何の役にも立たないでしょう。事故を起こした個人のみの責任にしていては、事後的にその人物を組織から排除するという以上の対策が講じられなくなってしまいます。

ネットを見ている限り、彼個人のせいにして終わり、という論調があるようですが、設計した組織が意図したとおりに機能しなかったことや、組織管理が不十分なことに原因があると強く感じました。

同じような事件を世間の経営者が起こさないことを願う限りです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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