イルメンゼー事件のダヴォール・ソルター博士の経歴は?現在は何してる?

1981~1984年にイルメンゼー事件という、研究不正事件が起きたそうです。

どうやら、データの改ざんや捏造をやってしまったらしいのですが、それが明確なのかどうかは、今日でも白黒はっきりしないようです。

このイルメンゼー事件に関して、実験の不可能を証明した人がいたそうです。どんな人でしょうか。調べてみました。

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ダヴォール・ソルター博士の経歴は?

出典:cgem.ca

名前:Davor Solter

生年月日:1941年3月22日(78歳)

出身:ユーゴスラビア

経歴:

1965年 ザグレブ大学医学部
1966年 ザグレブ大学医学部准教授
1973年 米国フィラデルフィア州 ウィスター研究所勤務
1981年 同研究所の教授に就任
1982年 ペンシルバニア大学に勤務
1984年 教授に就任、単純な核移植では哺乳類のクローニングは不可能との論文発表
1991年 ドイツ フライブルクのマックスプランク免疫生物学研究所所長に就任
2008年 シンガポール 生物医学研究所研究評議会
2014年~ タイ マヒドン大学医学部客員教授

イルメンゼーと異なり、ずっと研究に従事されているようです。イルメンゼーは事件後、研究から病院のほうに移っていました(イルメンゼーの現在についてはこっち)。

1984年の論文は、たくさんある論文のうちの一つに過ぎないようです。ソルター博士の経歴をいろいろ調べても、イルメンゼーの話はあまり出てきませんでした。

1979年にイルメンゼーが実験の成功を発表してから、たくさんの科学者が再現実験をしたそうですが、誰もできなかったそうです。ソルター博士もできなかったそうです。

1984年のソルター博士の論文発表で、科学的な価値のないことが報告されて、事件は一応の収束を見たようです。

イルメンゼーは、実験の様子を他の研究者に見せなかったり、研究室の研究員に特定のタスクを割り当てるのみで、全体の手順を知らせていなかったり、夜間と週末の実験室に誰もいないときに実験するなどしていたようです(イルメンゼーの人物はこっち)。

これを見る限り、改竄や捏造があったのであろうと推測せざるをえないです。

しかし、一番問題なのは、大学がそういう環境を放置している点でしょう。本音では、不正を防止する気がないのでしょう。

事件の核心は、モニタリング体制の脆弱さと思いますが、みなさんはどう思われるでしょう。

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現在は何をしている?

出典:mahidol.ac.th

2018年時点では、タイのマヒドン大学医学部で客員教授の地位にあるようです。同年カナダガードナー国際賞という賞を受賞されたようです。

ソルター博士のほうは研究者として全うされているようで何よりです。

まとめ

今回は、イルメンゼー事件を収束させた、ダヴォール・ソルター博士についてとり上げました。イルメンゼーと接点はほとんどないようでした(イルメンゼーの経歴はこっち)。

研究不正でイルメンゼーが取り上げられる都度、ソルター博士も出てこられるかもしれません。どんなお話をされるのか、気になるところですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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