メキシコ、ラカンドン族の賢者、チャンキンアントニオとは?

メキシコにチャン・キン・アントニオ(Chan K’in Antonio)というラカンドン族の呪術師がいるそうです。

ラカンドン族とはどんな部族で、チャン・キン・アントニオさんはどんな人でしょうか。調べてみました。

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ラカンドン族はどんな部族?

地域:メキシコ チアパス州

言語:ラカンドン語、スペイン語

人口:300人程度

マヤ人の末裔で、20世紀半ばまで森林で伝統的な生活を守っていた部族のようですが、1940年代に病気が流行し、人口が激減してしまったそうです。

一時期、キリスト教の団体がキリスト教を普及させようとしたそうですが、ラカンドン族の霊的な指導者である、チャン・キン・ヴィエージョ(Chan K’in Viejo)という人が、伝統的な文化を守るように人々に促していたそうです。

出典:headbng.com

チャン・キン・ヴィエージョさんは、現代社会の影響がラカンドンに及び、伝統がなくなることを、長期にわたって食い止めていたことから、ラカンドン族の伝説的な指導者として尊敬されている人のようです。

チャン・キン・ヴィエージョさんは、1900年生まれで、1996年に亡くなられています。子供が20人ほどいたそうですが、そのうちの息子さんの一人が、チャン・キン・アントニオさんです。

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チャン・キン・アントニオはどんな人?

出典:trans-americas.com

名前:チャン・キン・アントニオ(Chan K’in Antonio)

ラカンドンの宗教的な儀式を執り行う立場の人のようですが、ラカンドンの伝統は絶滅しつつあり、アントニオさんが最後の呪術師とみなされているようです。

葬式を執り行ったり、神託を受けたり、占いを行ったりするようですので、いわゆるシャーマンですね。

ラカンドンの人々は、20世紀まで貨幣経済に巻き込まれることなく生活してきたようですが、貨幣が持ち込まれたことで、急に自分たちが貧しいことに気づき、自給自足生活から、物を作って売る生活に変わってしまったようです。

アントニオさんのお父さんは、貨幣が入り込んだことで、人々が必要のないものを欲しがり、お金を求めるようになったことを防ごうとしたようです。

アントニオさんは、ラカンドンの伝統の最後の守り人のような感じでしょうか。調べた限り、アントニオさんは、キリスト教がラカンドンを殺している、と感じておられるようです。

残念な気がしなくもないですが、貨幣の便利さを知ってしまうと、どうにもならないような気がします。文化の保存は別途、対策をとるしかないのではないでしょうか。

まとめ

今回は、ラカンドンの最後の呪術師の、チャン・キン・アントニオさんについてとり上げました。ラカンドンでは本当に最後の一人のようです。

そんなアントニオさんが、NHKのテレビに出演されるようです。どんなお話をされるのか、楽しみなところですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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